あしなが学生募金、申請急増に追いつかず 富山で支援呼びかけ

 病気や災害などで親を亡くした子どもの進学を支援する「あしなが学生募金」の活動が21日、富山駅南口で行われた。物価高騰や新型コロナウイルス禍で家庭の収入が減少した影響で申請数は急増しており、学生やボランティアら8人が支援を呼びかけた。

 あしなが育英会(東京)によると、2024年春に高校入学した生徒からの奨学金申請は過去最多の1800人に上った。申請者の急増に資金が追いつかず、半数超の985人を採用できず、採用率は過去最低の45・3%。このうち富山県の申請者は12人で、4人が不採用だった。

 この日は学生らが「皆さんの支援が進学への夢をかなえます」と呼びかけた。28日午後も富山駅で募金活動をする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb500d0cb7a2003bc68ec0b962b9027122dc2dcf

あしなが奨学金が資金不足 物価高で申請急増、学生ら街頭で窮状訴え
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