滋賀県立高いじめ訴訟で原告敗訴
滋賀県立高1年の生徒だった男性がいじめで不登校になり退学を余儀なくされたとして、県と当時の同級生に損害賠償を求めた訴訟で、大津地裁は23日、請求を棄却した。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1242098
提訴当時のニュース
3年前にいじめ原因で高校退学 男性が滋賀県と当時の同級生を提訴 大津地裁
滋賀県立高校を1年の時に退学した男性(19)が、同級生らからのいじめが原因だったなどとして、県と当時の同級生を相手取り、計600万円の損害賠償を求める訴訟を16日、大津地裁に起こした。大津市内で記者会見した男性の母親(53)は「いじめにより高校生活の全てを奪われた。息子は今も対人関係に不安を抱えている」と訴えた。
訴状などによると、男性は2017年4月に入学。5月以降、所属していた空手部の複数の生徒から、かばんにパンやごみを入れられるなどのいじめ行為を受けた。男性は6月末からほぼ不登校の状態となり、11月に退学した。
https://mainichi.jp/articles/20201016/k00/00m/040/274000c