ガーナ共和国に対する無償資金協力「第二次国道八号線改修計画」に関する書簡の署名・交換

4月12日(現地時間同日)、ガーナ共和国の首都アクラにおいて、望月寿信駐ガーナ共和国日本国特命全権大使とクワク・アムプラトゥン=サルポン・ガーナ共和国外務・地域統合副大臣(Hon. Mr. Kwaku AMPRATWUM-SARPONG, Deputy Minister for Foreign Affairs and Regional Integration of the Republic of Ghana)との間で、令和3年9月10日に書簡への署名・交換済みの無償資金協力「第二次国道八号線改修計画」(供与限度額68.49億円)について、贈与の限度額を68.80億円に変更することに関する書簡の署名・交換が行われました。

ガーナの首都アクラと内陸部を結ぶ中央回廊は国内物流の主要ルートであるとともに、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)により設定された国際回廊の一つでもあります。国道八号線は、ガーナ第二の都市であるクマシと海岸部のヤモランサを結ぶ全長約170kmの幹線道路であり、中央回廊を補完する機能を果たしていますが、同道路のアシンプラソとアシンフォス間(約31km)など南部区間においては、舗装の損傷が著しく、アシンフォス市街地中心部においては、慢性的な渋滞が発生しています。
この協力は、ガーナの中部州において、国道八号線南部区間の改修及び橋梁の架け替えを行うことにより、対象道路の円滑かつ安全な道路交通の確保を図り、もって同国のインフラ開発に寄与するものです。
我が国は、「質の高いインフラ投資に関するG20原則」を踏まえた質の高いインフラ投資の推進を支持するとともに、2022年8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において、「連結性・質の高いインフラ投資」に取り組むことを表明しており、この協力は、同表明を具体化するものです。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press7_000254.html