食物の消化は

口から摂取した食物は消化管を通る間に、種々の消化酵素の作用を受けて簡単な物質に分解され、水、塩類、ビタミンなどとともに消化管壁を通して血液あるいはリンパに入ります。

消化管で分解された栄養素の吸収量は、消化管の粘膜における血流量が重要な因子を占めています。

入浴と消化の関係は

入浴時は、皮膚の血管が拡張し皮膚への血流量が増加するので、逆に内臓への血液量が減少してしまい消化管での栄養素の吸収にとっては不都合な状態となります。

また、湯の温度が高い場合、交感神経が刺激され、腸管の運動を抑制し、そのため消化機能が低下します。そのため、食事の前後1時間以内の入浴は避けるようにします。

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