明治安田生命が実施した「家計」に関するアンケートで、こんな結果が明らかになった。
世帯収入は増えているものの、物価高の影響で貯蓄や夫のおこづかいは減るという懐事情が浮かび上がる。

アンケートは3月、全国の20~79歳の既婚男女を対象にインターネット調査(有効回答者数1620人)により実施した。

今年のGW予算の平均額は2万9677円で、昨年から9617円減少した。
減少は3年ぶり。昨年に比べて「減らす」と回答した人は20・1%で、「増やす」(6・6%)の約3倍だった。

GWの過ごし方については「自宅で過ごす」が46・8%で、昨年から5・2ポイント増加した。
出かける予定がある人のうち、26・2%が「目的地を近場に変更する」と答えた。

20~50代の人に世帯収入の増減を聞いたところ、23・1%が「増えた」と答えた。
昨年から5・3ポイントアップで、2年連続で上昇した。

一方、全体の9割以上が物価高の影響を実感しており、貯蓄額は平均1303万円で、昨年から175万円減少した。
夫のおこづかいは3万3039円で、昨年から2513円減った。
いずれも3年ぶりの減少となった。
https://www.zakzak.co.jp/article/20240425-H6K2IKVXCNOOVKV2S5FYJSY724/