「バケット工事の追加料金を説明したら『え?ただ置くだけじゃないんすか?』と言うので『じゃぁ置いてくれれば追加無しで良いですよ』と
お客さんに任せてたら10分位試行錯誤した後に『工賃支払うのでやっぱりお願いします』となりました。ただ置くだけ。固定するだけ。繋ぐだけがどれ程難しい事か」

あるXユーザーの投稿が注目を集めています。投稿者は歴29年のベテランである量販店エアコン工事ねこ(@fujidconstruct)さんです。

バケット工事とは、建物の壁面ある室外機用のバケットに室外機を設置する工事のこと。一見簡単そうに見える作業ゆえ、追加で発生する工賃に疑問を抱くお客さんはたまにいるようで…。エアコン工事ねこさんにお話を伺いました。

■投稿者「料金が発生する作業の大変さを」

エアコン工事ねこさんによると、今回は若い男性客との会話だったそうですが、年間に数回はお客さんとこのようなやりとりがあるそう。業者の方はどのような思いを持っているのでしょうか。

「『ただ置くだけ』と言われればそうだと僕も思いますし、決して悪意のない若者の問いで、一人暮らしを始めたばかりの若者に突然数千円の出費は手痛いだろうなと」(エアコン工事ねこさん)

そこで、選択肢の一つとしてお客さんに自身でやってみることを提案したといいます。「(男性客は)ラグビーをやっていそうなしっかりとしたガタイで、
危険のない作業だったのと、料金が発生する作業の大変さを若者に学んで欲しかったのと、作業をやり遂げた時には褒め称えようと思う楽しみも含めて、バイトとして手伝ってもらう感覚」で自身で設置することを持ちかけたところ、男性客は二つ返事で「やります!」と答えたそう。

ところが、エアコン工事ねこさんが他の作業をしながら横目で見ていると、男性客は作業が上手くいかずにすぐに諦めてしまいました。
その上で、エアコン工事ねこさんが考えていた「料金が発生する作業の大変さ」は身をもって知る機会になったようで、冒頭のように「工賃支払うのでやっぱりお願いします」と言ってくれたといいます。

(以下ソースに続く)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cbd96f7cb7c6bad5e52d11a2a6a5fdc1719578b

https://i.imgur.com/uNOv3rP.jpeg