■いいかげん「最低賃金を上げて失業者を増やさないと経済は成長しない」という事に気づこう


最低賃金を上げる話で必ず「そんなことしたら最賃で人を使ってる中小企業がつぶれて失業増えまくり大変なことになるぞ」

という反論が出るんだが

もうその話は結論が出てる

「確かに倒産と失業は増えます、でもそうしないと経済は成長しません」


20年前は確かにどちらが良いかわからなかった

景気対策で最賃を上げると失業、特に若者失業が増えるのは事実だからだ

とくにすでに経済成長している先進国で最賃を上げると若者失業が増え危険なのは多くの経済学者が指摘していた

でも韓国、オーストラリア、イギリス、アイルランド、そのほか最低賃金を上げ続けた国は順調に経済成長し

賃金を上げてない日本は全く経済成長していない

結局のところ

・最低賃金が増えることで企業は減った人員をカバーするため設備投資を進め生産性が上がる

・若者が低生産のサービス業から強制退出して高生産産業に行くため一人当たりGDPが増える

・低生産の中小企業の政治的影響力が減少して労働者の権利が向上する

・公営セクターの賃金水準が切りあがる

これらの効果のほうが短期的な失業増より圧倒的にプラスの効果をもたらすと実証された




もう結論が出ているのに日本では低賃金で中小企業や公営セクターの奴隷に甘んじている人々が多い

いい加減に真実に気づこうぜ

https://anond.hatelabo.jp/20230722182903