外国為替市場の円相場は24日、一時1ドル=155円を付けた。これは34年ぶりの円安・ドル高水準となっている。この歴史的な円安の影響で、今週末からスタートするゴールデンウィークの海外旅行にも影響が出てきている。さらに円安による値上げラッシュについても見ていく。

■加速し続ける円安…外国人観光客は大歓迎
チェコから来た観光客
「想像してるより高くなくて、本当にビックリ!本当に安いわ!」

インドから来た観光客
「より多く買い物ができるし、僕たちにとってはお買い得だね!」

 24日、節目となる1ドル=155円台を突破した円相場。加速し続ける円安は、日本に来る外国人観光客にとっては大歓迎だ。

デンマークから来た観光客
「日本の物価はすごく安い。毎日買い物をしてます」

フランスから来た観光客
「私たちにとっては良いですが、日本人は大変でしょうね」

 フランスから来たアニメが好きだという観光客はこう話す。

フランスから来た観光客
「フィギュアを買ったわ!鬼滅の刃。日本だと1400円で買えましたが、フランスだったら1万5000円くらいよ!」

 ハネムーンで初来日したアメリカ人夫婦も、あまりの安さに仰天したという。

アメリカから来た観光客
「きょう、『一蘭』でラーメンを食べましたが、7ドル(約1000円)でした。向こう(アメリカ)だと、20ドル(約3000円)ぐらいじゃないかな」

 その驚きは、食事だけではない。

アメリカから来た観光客
「タクシー、タクシーは安いですね。渋谷から30分乗って浅草まで40ドル(約6000円)。アメリカなら75ドル(1万円超)。いい時に来ました。日本を楽しんでます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8ec23d5cd5fde6a81de683d5845b517c693db9d