>>112
これは俺の解釈でしかないが(登場人物がこうですよと言ってるわけではない)
嫁も子供も友達もいないまま初老を迎えてしまった役所広司は同じ生活ルーティンを何度も何度も繰り返すことによって自分の人生と向き合うことから逃げ続けてきた
そんな役所が終盤、2人の人物に差し迫った「死の匂い」をかぎ取ることによって自分の死についても熟考させられるはめになる
あの長回しのラストショットは、役所が「俺の人生は本当にこのままでいいのか?」と葛藤する様を描いたものなんじゃあないかと踏んでいるは