サブスク時代にあえて「ウォークマン」を愛用する高校生 「効率」を超えて得たことは

4/28(日) 18:03配信

高校生新聞オンライン

スマホひとつでほとんどのことができる時代。時間が空いた時に、音楽を聴く人も多いと思います。でも僕が音楽を聴いているときに愛用しているのは、スマホではなく ウォークマンです。(高校生記者・古本屋の古書=3年)

CDを図書館で借りて ウォークマンへ

2021年4月、高校入学と時を同じくして僕、中古のウォークマンを購入しました。スマホで音楽を手軽に聴ける時代。「わざわざ ウォークマンを持ち歩くのは効率的ではない」という意見は最もだと思います。

音源を入れるのだって手間がかかります。僕はCDを図書館で借りたり、古本屋で購入したりして、 ウォークマンに入れていました。英単語やリスニングの音声も入れていましたが、そんなに聴いていなかったのも思い出の一つです(笑)

お金もデータ使用量も節約

なぜ、僕は ウォークマンを使っていたのか。その理由は大きく二つあります。

一つは ウォークマンを使うことによって音楽への課金や、データ使用量を抑えたかったから。多くの音楽配信サービスでは学割プランがあるものも多くありますが、僕が調べた時は高校生は対象外のものが多かったです。そのため、多くの曲を聴くには大人と同様に、月に1000円程度がかかってしまいます。多趣味の僕は出費を抑えたかったのです。

さらに僕が当時契約していたスマホプランは家族割で、僕が使えるひと月のデータ使用量が「1GB」。音楽配信サービスを使うと、すぐに通信制限が来てしまうのではないかと危惧していました。

もう一つは、僕の好きなアーティストのZARDが各種配信サイトで楽曲解禁をしていなかったからです。 ウォークマンを買った半年後の9月に各種配信サイトで楽曲が解禁されましたが、今でもZARDの楽曲はCDか ウォークマンで聴く習慣があります。



https://news.yahoo.co.jp/articles/cbf14be5a2a2cf4cb76e1af6fb195eeb03950525