ウクライナ東部前線の「状況悪化」、部隊が後退と軍総司令官https://www.bbc.com/japanese/articles/c1rvl4p7d9jo
ウクライナ軍の総司令官オレクサンドル・シルスキー将軍は28日、ロシア軍の複数の攻撃を受け、前線でのウクライナ軍の状況が悪化していると述べた。

シルスキー総司令官によると、ウクライナ軍部隊はウクライナ東部ドネツク州の陣地から後退したという。

ウクライナ軍は、アメリカから武器が追加供与されるのを待っている。ロシアはウクライナ軍が追加の武器を手に入れる前に、人員と大砲の数で優位に立とうとしている。

アメリカ政府は24日、610億ドル(約9兆6000億円)規模の対ウクライナ追加軍事支援予算を成立させた。

ロイド・オースティン米国防長官は26日、防空ミサイル「パトリオット」や砲弾をウクライナに速やかに届けるため「直ちに対応」する方針を示した。

しかし、アメリカからの追加支援はまだ前線には届いていない。前線にいるウクライナ部隊はこの数カ月間、弾薬や兵員、防空能力の不足に苦しんでいる。

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(おわり)