https://gigazine.net/news/20240430-ai-can-tell-politica-affiliation/
アルゴリズムの予測精度について研究チームは「就活の際の面接が仕事の成功につながる可能性の予測や、アルコールが攻撃性を駆り立てる確率と同じくらい」と述べています。

また、今回の実験からは「リベラル派は保守派よりも顔の下側が小さい」「アゴが小さい」「リベラル派は保守派よりも全体的な顔が小さい傾向がある」ということがわかりました。つまり今回の実験からは「顔が大きければ保守派」「顔が小さければリベラル派」という傾向があることが判明しました。

研究チームは「顔の外観はその後の心理的特徴につながる可能性があります。今回被験者の顔をスキャンすることで政治的思想を特定することができました」と述べています。

研究チームは今回の調査結果を基に思想別の顔のデータベースを作成し、さらなる的中率の向上に努めています。研究チームは「私たちは年齢や性別、民族などの要因に関係なく、アルゴリズムを用いて顔写真から政治的指向を予測できることを明らかにしました」と述べています。