最近はパーツの価格が全体的に高騰しており、自作PCにかかるコストは大幅に上昇している。特に高性能なパーツを組み合わせて作る「ゲーミングPC」だと、予算として20万円は見ておかないと苦しい。6~7年前なら、10万円の予算でもそこそこのゲーミングPCは組めたのにな……。

 とはいえ、そこで諦めては終わりだ。今回はこの10万円という予算感をベースに、最新ゲームをきちんと遊べるようなPCを作れるのかどうかについて考えていこう。またOSを無料のUbuntuにすることで、Windows 11を購入するコストをほかのパーツやゲーム購入費に振り分けられる。今回は、こうしたWindowsを使わずPCゲームを楽しむ方法も簡単に紹介しよう。

価格に縛りがある場合、目的に合わせて「重要視しなければならないパーツ」と、「型落ちでも安さを重視するパーツ」の切り分けが必要だ。その意味で、今回もっとも重視するべきはビデオカードである。最新PCゲームの精細な映像を表示するためには不可欠のパーツで、ここをケチりすぎるとゲーミングPCとしての適性が大きく低下する。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1588971.html
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