世界最強モンスターと呼ばれる “井上尚弥”のこれまでの経歴とは
井上尚弥はこれまで、23戦全勝(20KO)と圧倒的な戦績を残し、世界3階級*を制覇している。アマチュア時代には、史上初の高校7冠の偉業を達成し、 2012年にプロデビュー。

*複数の異なる体重の階級で王座を獲得することを複数階級制覇といい、井上選手は3階級を制覇している。

わずか4戦目で日本タイトルを獲得し、6戦目(1年6カ月)には世界王者になった。その後、8戦目で2階級上のスーパーフライ級に 転向し、2階級制覇を達成。その試合では11回の王座防衛記録を持つWBO 世界スーパーフライ級王者のオマール・ナルバエスを相手に戦った。

強敵との対戦、しかも2階級上げてから初めての試合に下馬評では“井上不利”の予想が多かった。しかし、結果は井上がオマールから4度のダウンを奪い、2R(2ラウンド)KO勝利。井上のあまりのパンチ力に、相手陣営から「鉛を仕込んでいるのではないか」とチェックを要求されたほどだ。

https://news.mynavi.jp/kikaku/20221209-inouenaoya_legend/