衆院補欠選・東京15区の騒動は選挙妨害?表現の自由? “革命家”外山恒一「日本に言論の自由ない。規制にいくのはまずい」 公選法どうアップデート?(ABEMA TIMES)
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(前略

外山氏はかつての自身の“合法的選挙妨害”について、次のように語る。

「2012年の衆院選で、原発推進派だという人を見繕っては選挙カーを街宣車で追い回した。ただ、こちらは立候補していないので距離を置き、演説はかき消さないよう気は使った。あるいは、出馬していないのに選挙カーまがいの車を作って、“外山、外山でございます”と言いながら回った。これらはその人を落とすことが目的というよりは、意思を表現するやり方はいろいろあるんだと、アイディアの提示としてやった」

今回のつばさの党の行為については「擁護はしにくい」とするものの、規制強化には否定的な見方を示す。

「例えば、原発推進派の人に反対派の候補者が街頭で論戦を挑むとか、拉致問題について“北朝鮮はやっていない”と言った政治家を追及するといった場合に、今回ほど怒られただろうか。一般に無許可でビラを撒けば逮捕されるケースがあり、日本には言論の自由なんて全然ないと思うが、選挙は立候補さえすればかなりの自由が認められている。こういう行為に目をとられて規制する方向にいくのはまずいと思う」

(中略

外山氏は「今回みたいなことがあると『供託金をもっと高くすべきだ』という話が必ず出るが、今でも十分高い。別の形のほうがいいのではないか」と疑問を呈する。

「諸外国では、供託金ではなく署名にしているところもある。運動の実績があったり、普段からいろんな主張をしている人は集めやすいので、お金がなくても出られる。日本で今問題になっているような単なる売名行為の人は、供託金を払えても数千人の署名を集めることはできないと思うので、そういう制度にしたほうがいいのではないか」

(後略