昔の小説とか読むと合成じゃないホンモノの酒だとか良い砂糖が手に入ったからとか臭みの無い新鮮な魚だとかの表現があったりする
アレは貧しい時代に代用品や雑に最低品質の原料で作られた食いモンが大量に出回ってた時代故にその有り難みが判る表現なんだよな
日本はバブル期からつい最近まで1トン単位で仕入れてすり潰して使う豆腐の大豆から猫の餌になるマグロのツナまで世界で1番良い品を使っていたから「良いモノ」の有り難みがわからなくなってた
コレからは終戦直後の様に「本物」の有り難みと、代用品やクズ原料による不味さを身に染みて判る時代になる