原爆・空襲による「大量虐殺」
世間では「東京大空襲」などと呼ばれるが、その実態はピカソの有名な絵で知られる「ゲルニカ」をもしのぐ、残虐な無差別攻撃であった。「東京大虐殺」と呼ぶべきであろう。
この「無差別攻撃」においては、前記「100年前に逆戻り、我々は『世界戦国時代』へ突入するのか?」冒頭「戦争は避けたい」の「ナパーム弾の少女」の写真で有名なナパーム弾(焼夷弾)が使用された。
ナパーム弾の炎は防空壕にまで入り込み、赤ん坊やそれを必死に守ろうとした母親までが、苦しみながら焼け死んだ。
さらには、人類史上唯一「核兵器で大虐殺」を行ったのが、急死したルーズベルトの後継大統領である、民主党のハリー・トルーマンだ。
しかも、「異なった種類の原爆」が広島と長崎に投下されている。これは、それぞれのタイプの原爆の効果測定のための「人体実験」としか思えない。
ジャパン・パッシングと親中
戦後も、米国民主党は日本を冷遇し続けた。
象徴的なのは1998年に民主党クリントン政権下で起こった「ジャパン・パッシング」である。これは、クリントン氏が訪中したにも関わらず、同盟国である日本に立ち寄らずに帰国した事件だ。
2月20日公開「中国共産党とよく似た米国民主党、政治・経済的に共倒れとなるか?」で述べたように、中国共産党と米国民主党は「全体主義」(国家主義)であるのに対して、日本は民主主義国家である。
表面的にどうであろうと、「本音」では米国民主党がどちらを「仲間」と考えているかは明らかである。
さらには、2020年12月25日公開「中国の学者が大暴露『米国は中国に支配されつつある』って本当?」冒頭「中国共産党と米民主党は親密以上!」および2ページ目「習近平政権の本音?」で述べた、米国民主党と中国共産党の「蜜月」は、表面的にどのように対立を装っても続いていると見るべきであろう。
共和党は日本と蜜月を築けるのか?
民主党のルーズベルトや後継者のトルーマンが「日本いじめ」をする中で、共和党大統領候補への擁立運動があったダグラス・マッカーサーが日本を弁護した。その状況は2022年6月28日公開「北朝鮮ミサイル8発に米韓は8発即発射、岸田政権はマッカーサーも唖然の遺憾砲だけでいいのか」3ページ目「マッカーサーは占領したが」で述べた。
さらに、2020年8月7日公開「もし米国に『日本にとって悪夢』の民主党政権が誕生したら?」4ページ目「日系人に人種差別を行い強制収容所に送り込んだ」を引き起こしたのは、民主党のルーズベルトである。
それにもかかわらず、1988年に共和党のロナルド・レーガンが「市民の自由法(強制収容補償法)」に署名し、米政府が過ちを認め謝罪した。
もちろん、JIJI.com 5月3日「米上院議員、また原爆正当化 『イスラエルも何でもすべき』」のような共和党議員もいるから「ジャイアン・アメリカ」そのものには警戒が必要だ。
また、「もしトラ」と騒がれているドナルド・トランプ氏も安倍元首相とは蜜月を築いたが、「日本の味方」とまでは言えない。しかし、民主党のように「日本嫌い」ではないことは確かだ。