
助け求める6歳の少女らに335発の銃弾を撃ち込む非道―国連も批難声明
ガザ中心部ガザ市で、今年1月29日、ヒンドちゃんとその家族はイスラエル軍の避難命令を受け、
車で避難しようとしたが、その最中にイスラエル軍の攻撃を受け、ヒンドちゃん以外の家族は全員死亡した。
車の中に取り残されたヒンドちゃんは、赤新月社(中東における赤十字社)に携帯電話で助けを求め、
応対した赤新月社の職員は約3時間、ヒンドちゃんと通話し励まし続けた。
「とても怖いので、来てください、ここから助け出してください。助けてくれますか?」と
必死で訴えるヒンドちゃんの通話音声は各国のメディアで報じられ、ヒンドちゃん救出を多くの人々が求めていた。
〇許可を得て現場に向かった救急隊員も殺害
ヒンドちゃん救出のため、赤新月社はイスラエル軍と連絡を取り合い、その許可を得て現場に向かったのだが、
その直後、消息を絶った。その12日後、ヒンドちゃんが取り残された車から約50メートルの近くで
大破した赤新月の救急車が発見され、乗っていた救急隊員2名、ユスフ・アル・ゼイノさんと
アハメド・アル・マドフンさんも死亡が確認されたのだった。
また、その現場では米国製多目的戦車砲弾M830A1の破片も発見されたとの報告もあり、
イスラエル軍が米国から供与された兵器で、赤新月社の救急車を攻撃した疑いが指摘されている。
この件について、イスラエル側は当時、ヒンドちゃんが取り残された車の近くにイスラエル軍はいなかったとして、
関与を否定したが、米紙ワシントンポストは衛星画像を分析し、ヒンドちゃんの現場近くで
イスラエル軍の装甲車数台が写っていることを確認した。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4b5e4d91b3c978345b91bec2ec10185b604a7c57
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