
執筆活動を無期限休止します
2020年8月20日 21:00
タイトルのとおりです。
諸口正巳(モロクっち)は小説書くのやめます。
7月上旬から真剣に考え始め、一時はもう金輪際やめる気持ちになっていましたが、「無期限休止」というかたちにいたしました。
当面のあいだ執筆活動を休止します。
また書くことになるかどうかは現在の心境を考えると正直かなりあやしいと思いますし、
万が一どなたかに期待を持たせてしまったら申し訳ないのですが。
いや、FANBOXの支援者からすらリクエストや感想の一件もないのですから、
誰もわたしに期待なんかしてないと思いますけど。
理由は
・最近、作品の感想はもちろん反応すらもらえなくなってきた
・書きたくない
以上二点です。
一点目はつい最近気になり始めたことではなく、2年ほど前から徐々に感じ始めてきたことでした。
最初から誰にも読まれず感想も来ないというのよりずっと悪いことだと思います。
もらえていたのにもらえなくなってきた。
これはつまり、残念ながら、
もう面白いものが書けなくなった
ということです。
そんなことないよ! と思われる方もいるかもわかりませんが、わたしにとっては「そう」なのです。
感想がもらえない=つまらない
この考えはずっと昔からあり、もはや説得などで揺らぐようなものではありません。
感想とは衝動の産物で、強く心を動かされたときに自然と出てくるものです。
だから感想は読者が強制されて書くものではないし、もちろん作者が謝礼をもって依頼するものでもありません。
わたしの作品には、大勢の心を動かせるような力がなくなったようです。
たまに感想をいただいても、昔に書いた作品に対するものばかりで、ここ2年ほどで書いた作品はまるで評価されていないのがよくわかります。
もちろんわたしとしては以前から変わらず、つまらないものを書いているつもりはありません
。
しかし実際には、面白いと思っているのはわたしだけというはたから見れば非常に滑稽な状況なのです。
ここが潮時だなと感じました。
『年刊狂気都市』にいたっては、こんにちまでにファンや支援者の方から一件の感想もいただいていません。
https://imgur.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E5%8F%A3%E6%AD%A3%E5%B7%B3
2006年「スコーピオン」(ZIGZAG NOVELS)でメジャーデビュー。2011年には「Clump,Clump」にて
第3回幻狼大賞小説部門の奨励賞を受賞したが未書籍化、2016年には「常夜ノ国ノ天照」にて
第1回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞を受賞し出版された。
2020年8月20日に「最近の自身の作品に対して感想が何も来ないということは、
読者に響くものが書けていない証拠。これ以上恥をかきたくない。
私は承認欲求に取り憑かれ、大勢からちやほやされたくて書いていただけでした。」
という理由を明かし、執筆活動を無期限休止する宣言をした。
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