2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は、四方を海で囲まれた会場で開催する初の万博となる。運営主体の日本国際博覧会協会は大規模災害時に最大15万人程度の滞留者が発生することを念頭に、一時滞在場所や備蓄の確保、避難計画の策定を急ぐ。万が一陸路が絶たれる場合も想定し、航路での避難ルートも確保する考えだ。

会場の人工島・夢洲(ゆめしま)は大阪市の臨海部にあり、近くにある別の2つの人工島とそれぞ