
イタリアの高級スポーツ車メーカー、フェラーリの新型車「12Cilindri」は絶妙なタイミングで登場した。
この車は、自然吸気(NA)式V型12気筒(V12)エンジン搭載のグランツーリスモ(GT)で、フェラーリがイタリア国外で新車をデビューさせたのは初めて。直感的な運転感覚の欲求から排気量の多いエンジンやマニュアル車を求める消費者が増える中で登場した。(12Cilindriは前者の特徴を備えているが、後者は備えていない)
フェラーリの最高マーケティング・営業責任者であるエンリコ・ガリエラ氏は、この車の製造は賭けだったが成功したと語っている。4年前に12Cilindriの開発が始まった当時、各社は電気自動車(EV)に注力し、多くのメーカーが完全電動化を推進する目標を掲げていた。
ガリエラ氏は、フェラーリの顧客にEVを「押し付ける」べきではないと述べている。ブルームバーグ・インテリジェンスによると、同社顧客の年収は少なくとも100万ドル。同社は、EVを製造する一方で、内燃エンジン車も無期限で製造し続ける方針。「当社の顧客は12気筒エンジンを強く好んでいる。100%自然吸気式の12気筒エンジンのモデルであることを示すと、人々は総立ちで拍手喝采してくれる」とガリエラ氏は語った。
手に入れるには、それなりの出費が必要だ。クーペの基本価格は45万9000ドル(約6740万yen)で、50万5400ドルの「スパイダーも提供する。ブルームバーグ・インテリジェンスによると、フェラーリは平均販売価格がポルシェの5倍の車を販売してきた実績があり、2026年までの受注残を抱えている。
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ps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-03/SKR51AT0G1KW00
ニュー速(嫌儲)
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