日本の書店が減った理由、取次会社の中抜きのせいだった。出版社と直取引の欧米では書店が増えまくる [999047797]
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欧米では直取引で注文買い切りが多い
《経済産業省コンテンツ産業課が昨年10月に行った「国内外の書店の経営環境に関する調査」によると、日本は委託販売が主流で出版社-取次-書店という流通経路なのですが、アメリカは出版社と書店の直取引が主流で注文買い切りです。ドイツやイギリスもそうですね。フランスの場合も注文買い切りですが、出版社と書店の間に出版社運営の取次が入ります。韓国は日本と同じく委託販売です。
紀伊國屋書店は海外でもビジネスしていますので、紀伊國屋の状況を確認しました。今直営で8カ国で展開しているんですが、書籍を直接出版社から仕入れている割合が、アメリカは50%、マレーシアなど少ない国でも30%、多い国ではタイが70%、オーストラリア80%というように、7割から8割の本を出版社から直接買い付けています。買い切りに近い形で買い付けていますので、結果として返本率は1割に満たないぐらい、利益率も40%~50%出ています。書店ビジネスで利益が確保できているわけです。
我々ブックセラーズ&カンパニーは、日本でも書店の粗利30%は確保したい、それを確保していかないとビジネスとして成り立たないという課題意識を持ってやっていますが、海外ではこういう状況があるわけです。》
書店の粗利30%をどうやって実現するか
日本の書店事情や仕組みは世界全体からみると特異なものだという認識は、これまでの書店をめぐる議論では欠けていたかもしれない。この何年か、これまでの出版流通の仕組みに乗らない独立系書店が拡大していることは知られているが、それもこれまでの流通の仕組みが大きな曲がり角に突き当たっている現実を反映しているともいえる。宮城社長の話を続けよう。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b3994b337a36765a00952d6491cfbdd51aeb7b8e
書店の粗利30%をどうやって実現するか
日本の書店事情や仕組みは世界全体からみると特異なものだという認識は、これまでの書店をめぐる議論では欠けていたかもしれない。この何年か、これまでの出版流通の仕組みに乗らない独立系書店が拡大していることは知られているが、それもこれまでの流通の仕組みが大きな曲がり角に突き当たっている現実を反映しているともいえる。宮城社長の話を続けよう。
《日本の本屋さんが減ってしまっている、あるいはそれ以上に問題だと思ってるのが、新規参入がほぼない。利益率が低いことが一つ大きな原因じゃないかなと私は考えています。
私自身も海外の紀伊國屋書店で11年働いていました。海外でうまくいってるからそれをそのまま日本に持っていけばいいみたいなことはもちろん成り立たないと思っています。
日本の書店界は世界の中では特殊
《ブックセラーズ&カンパニーの社長を務めています宮城です。ブックセラーズ&カンパニーは、紀伊國屋書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、日本出版販売の3社の出資によって設立した合弁会社です。メンバーは3社から選ばれておりまして、私自身は紀伊國屋書店から出向しています。
会社設立の目的は、街に書店があり続ける未来、これを書店の立場から切り開いていきたいということです。リアル書店はなくても困らないとか、減っていくのは自然の流れじゃないかといったご意見もあるようですが、我々としては、やはりリアル書店はまだ価値があると思っていますし、私自身が楽観的過ぎるかもしれないのですが、まだまだ未来は明るいと希望を持っています。
なぜかと言えば、ここで海外の話をさせていただきたいんですが、昨年、イギリスとドイツの調査会社が発表した世界の書籍市場に関するレポートがあります。日本は入ってないんですが、世界16カ国中12カ国で本の売り上げが増え、マーケットが拡大しています。メキシコは11・4%増、ベルギーは9・4%増、インドが7・1%増、ポルトガル7・0%増、スペイン4・6%増、イタリア3・4%増、オランダ3・1%増、フランス1・5%増などです。
次にアメリカのブックセラーズ・アソシエーション、独立系の書店の組合がちょうど先日レポートを出しているんですが、昨年全米で230の本屋さんが新しくオープンしています。当然閉店もあるんですが、差し引きしても純増しています。
つまり海外では、本のマーケットはまだまだ拡大しているし、本屋の数も増えているのです。一方、日本は、この30年間、本のマーケットは基本的には右肩下がりで縮小しています。本屋の数も減り続けている。ただ世界に目を向けると、これはかなり特異な現象じゃないかと思うんです。
では日本と世界は何が違うのか。日本の出版流通が海外と違うと考えています。日本の書店は基本的には商品は取次を経由して委託販売という形で仕入れています。売れなければ返品ができる。これに対して他の国では、出版社から直接買い切りに近い形で仕入れているケースが多いのです。》
中抜きより問題なのが配本
売上少ない書店には人気本が全然配本されないから
どんどんジリ貧になって潰れる
間に入って吸ったり税金吸ったりこの国は生産性の欠片もない無能なヒルが多すぎだなぁ
まあ本屋によっては入荷した本の半分は即返品するぐらい特殊なシステム
でも海外の本って高いじゃん
雑誌みたいなのとかコミックみたいな安いのあんまりないじゃん
コミックみたいのを出版社が各自発送したら配送料めっちゃかかるでしょ
大きな本屋行かないと買いたい本が揃ってないんだよな
往復交通費で本一冊買えるし非常にバカバカしい
というか書店の佇まいが昭和から旧態依然なんだよな
漬物屋に来たみたいな感じ
まぁ、今の漬物屋は時代に合わせて客呼んでるけども
取次が悪い私は悪くないって居直ってるあたおか本屋がいたなあ
現場知らない全くの先入観で言うと、ネット・スマホは完全に敵で一切相容れないってな体で共存するって考えがないから、店にインタラクティブ性がなくて常に受け身
買いたきゃ買っての放置プレイ
支払いはスマホでできるけどw
>>7 そこでデジタル配信ですよ
あ、本屋いらないじゃん
置いてあるものが同じだから頻繁に行く必要がない
極端に言うと骨董屋に近い雰囲気がある
図書館のほうが見せる工夫をしてアピールしてるなんてケースもある
チェーンの郊外型書店の形骸化が特に目立った(既に絶滅寸前なので過去形)
印刷物もかつてはハイテクで口承伝承口承文学を駆逐したわけだからネット・スマホに取って代わられる諸行無常盛者必衰も不思議ではないが、もうちょっと工夫のしようがあるんじゃないのか
海外がどーなってるのか知らんけど
図書館にはけっこう人が来てるから人が本嫌いになったわけではなさそう
図書館のほうが読みたい本があったりするし
出版社が取次使って自転車操業みたいなことしてるんじゃないの
取次が注文放置してお客さんが痺れを切らせてキャンセルってのが最近話題になってたな
海外のペーパーバックより
それ翻訳した日本のハードカバーのほうが安いんだけど
>>1 中抜き大国日本だからな
取次店などいらんのや
書店が出版社に事前入金して確認とれたら本を直送でエエんや
なんでこんなに寄生虫が多いんだろうな
全部の分野にいるって凄いな
>>23 取次無くすと本屋は絶対に売れる本しか出さなくなるのでは
単に需要がなくなった
ネットで調べられるし暇つぶし出来る
>>17 図書館も勉強しに来てる学生や新聞だけ見てる老人が多いわ
どう考えても取次が悪いが
リスクあっても直接入れたい
本屋にもそれぐらいの覚悟なきゃ
何で物理本って安売りしたり今日はこの本が安い!ってチラシ出さないの?
アマゾンキンドルストアは毎日何かしら半額セールとかやってるのに
出版社から直接仕入れできないの
返品できる制度に甘えてるからだろ
本の在庫に税金かける制度もおかしい
個人書店がなくなったのはコンビニの台頭
日銭稼ぎの週刊誌と新聞(スポーツ誌とか競馬新聞とか)が全部持っていかれたせい。
たしかに日本の本っていたずらに高いよな
しかもガンガン上がってる
ハンターハンターの最新刊572円
俺が子供の頃は週刊少年誌の単行本なんて410円だった
今の子供買えないだろ
コンビニなんて40年前からうじゃうじゃあったし
むしろ今コンビニで本買うてるやつなんかおんのか
中も見れんし
取次であれ卸売であれ
本来はさまざまなリスクを取ってくれるからこそ
高い手数料を払っても許されたんだが
手数料は高いままでリスクは取らないとなると
もう不要だよねこの業界となるよ
欧米では本は3千円くらい 1人の作家では年に1冊しか出ない それでいいんの
サンフランシスコの本屋なんてほぼ骨董品屋みたいな本の揃えだぞ。
ああいうのが日本で求められてるとはとても思えんが。
>>30 取り次ぎが用意した配本セットで受け入れてるから売れない本も混ざる
>>31 出版社が面倒くさいんだよ
いちいち田舎のジジババ書店相手に1冊卸すとかやってられない
>>37 本が貴重な情報源である受刑者も困っているはず
これに限らず、とにかく直接取引を嫌がるのってジャップ特有の現象なの?
卸だの問屋だと商社だの取次だの元請けだの
あらゆる分野で中抜きと後先考えない焼き畑やってるよね
ホント劣等民族だわ
出版不況と言われてるのに取次は巨大なビル建ててるよね
社員食堂も充実してる
確実に取次の怠慢だよ
やはり通常商品と同じように取り扱いしないと競争原理が働かない
>>49 小さい書店差別して潰してきたんだから自業自得
中小書店は種類少ないし
発注しても取次が卸してくれないからな
大型書店ばっかになったものの
ネット販売や電子書籍の台頭でその
大型書店すらやばくなってるみたいな
卸してくれないのもさることながら
時代の流れな
レンタルビデオ屋もそうじゃない
大手は品ぞろえで
中小はエロの比重増やして生き延びてたもののネットで見れるようなったからな 中小は淘汰され TSUTAYAですら潰れかけてる
本屋の形態が半世紀遅れくらいに古い
しかも改革する気もないんだからそら死ぬわ
戦時中に検閲のため取次通じて東京に集めて ってやってたから
その流れが今だ続いてる
出版社にしたら在庫管理やってくれるから楽なんだよな
メーカーが商社通すのと同じ
専門書以外は電子書籍の流れになっていくことは避けられない
電子書籍になったらでその電子書籍化する会社が台頭するだけで
同じだよw
またトンキンの中抜きのせいで日本文化が衰退してる…
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