
【毎日書評】「就職氷河期世代」とは何者か?前期と後期で変わる格差・仕事観・マインドセット
https://www.lifehacker.jp/article/2411_book_to_read_weekend_80/
定義に多少の幅はあるものの、バブル崩壊後に10年あまり続いた就職難の時期に社会に出て、2024年現在、30代の終わりから50代前半となった世代が就職氷河期世代であるということです。
ただし、その世代もさらに区分けする必要があるようです。ポイントは、97~98年の金融危機の前後で雇用情勢が大きく変わること。
そこで本書では、93~98年卒を「氷河期前期世代」、99~04年卒を「氷河期後期世代」と定義し、区別しています。
前者はそれ以前の売り手市場との激しい落差を経験した世代であり、後者は雇用の水準そのものがどん底だった世代。