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動物はなぜうんちを食べるのか、他種の糞を食べる動物もたくさん
親鳥の糞を食べたダチョウは成長が早く腸も健康に、人間はなぜ食べないのか
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/110500595/?P=1
うんちが私たち人間のメニューに載ることはまずないが、多くの動物にとって、うんちは普通の食べ物だ。
科学者たちは、シカがアジアゾウの糞(ふん)を、イヌやキツネザルが人間の大便を、サラマンダーがコウモリのグアノ(糞化石)を食べていることを確認している。スペインのグアラ山脈ではメスのヤギがハトのグアノを食べているし、ブラジルの大西洋岸森林では、ネズミやオポッサムがカワウソのトイレを訪れて糞を食べている。
タンザニアで行われた研究では、ズキンハゲワシは、新鮮な死骸よりもタンパク質を豊富に含むライオンの糞に強い関心を示したという。2023年5月に学術誌「Vulture News」に発表された論文には「排泄を終えたライオンがまだ10メートルも離れていないうちに、数羽のズキンハゲワシが地面に舞い降り、糞を素早く飲み込んだ」とある。
食糞行動がこれほど広く見られるのはなぜだろう? うんちは役に立たない廃棄物ではなく、多くの場合、その動物が摂取しなかった貴重なカロリーや栄養素を含んでいるからだ。
食糞は、動物たちが普段食べているものが少なくなったときにカロリーを補ったり、普段の食料では摂取が難しい栄養素を取ったりするのに役立つ場合がある。うんちは、消化器官の働きをよくする腸内細菌が含まれているおかげで、自然界の整腸剤のような働きをすることもある。
「野生動物にとって、食糞にはさまざまな役割があります」と、米テキサス大学オースティン校の生態学者ハンナ・レンペル氏は語る。
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