ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領と19日に行った電話会談で、南部ザポリージャ原子力発電所の所有権について「協議していない」との認識を示しました。

ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の19日の電話会談を巡って、アメリカ側は「トランプ氏が原発をアメリカが所有することを提案した」と発表しました。

ゼレンスキー大統領は20日、訪問先のノルウェーで会見し「すべての原発はウクライナ国家のものだ」とした上で、ザポリージャ原発の所有権について「トランプ氏と協議していない」と述べ、アメリカが所有する案に否定的な考えを示しました。

3月24日に中東のサウジアラビアでアメリカがウクライナ・ロシアとそれぞれ協議する予定で、停戦合意に向けて進むか注目されます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4937e09525a363d2ceb1f2e5a5b2d0ee99ed1009