
>(トランプ氏はウクライナ東部割譲で終戦させようとしているが、)プーチン氏が本当に望んでいるのは、それよりも格段に大きなものだ。
>他の何にも増して、プーチン氏はロシアを主役とした世界秩序の再構築を目にしたいと考えている。
>プーチンとその側近らはソ連崩壊の屈辱を決して忘れておらず、その後の世界のあり方にも不満を抱いている。
>プーチン氏が大統領に就任した2000年以降、ロシアは豊かになっていった。経済成長と共にロシアに発言権が生まれた。世界の経済大国で構成する主要7カ国(G7)から招かれる形でこれに加入。G7はG8に改称した。
>しかし、「プーチン氏は喜んで全てをかなぐり捨てた。より高次の目的のために。ロシアは「G7の8番目」にされることに決して満足しなかった。それは、ロシアが自国を特別な存在と認識しているためだ。世界最大の国家で、世界一豊富な(天然)資源も抱える。そんな国が単なる一プレーヤーに甘んじていることなどできなかった。
>「ロシア側が強い願望を抱き、再び軍事力に手を出そうとする可能性はあるのか? 間違いなくある。だからこそ欧州各国は極めて現実的な姿勢で、将来の交戦を想定している」
>「クレムリンにとって、戦争の相手はウクライナではない。これは西側諸国との戦争であり、モスクワに住む多くの人々は、米国と何らかの長期的な合意が実現できるなどとはほとんど信じていない」。
>「彼らは西側がロシアを完全に破壊、征服しようと何世紀にもわたって画策してきたのだと本気で信じている。単なるプロパガンダではなく、心の底から信じ込んでいる」。
>「ロシアが望むのは、あらゆる重要な場に関与することだ。従って次に浮上する問題は、必ずしも欧州における領土征服ではないかもしれない。いずれにせよ、ロシアはより強力な国家連合の主役に収まる必要があるだろう。そこに中国やイランなどを組み込むつもりなら、連合を定義するのは混乱や不安定化も辞さないその姿勢ということになる」。
>世界最大の面積を有するロシアこそ、世界の運営に関与するべきだ。プーチン氏は明らかにそう確信している。
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