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戦争検証の有識者会議、石破首相が来月にも設置へ…「戦後80年談話」は見送りの方向で調整
石破首相は戦後80年の節目に合わせ、日本がなぜ無謀な戦争に突き進み、甚大な被害を生じさせたのかを検証する意向を固めた。4月にも有識者会議を設けて議論に着手し、8月の成果公表を目指す。国内外で歴史認識を巡る論争を引き起こしかねないことを考慮し、閣議決定による「戦後80年談話」の発出は見送る方向で調整する。
複数の政府関係者が明らかにした。検証は、悲惨な教訓から学び、平和国家としての歩みを着実に進める決意を示す狙いがある。政府高官は「二度と過ちを繰り返さないために、先の大戦にしっかりと向き合いたい」と語る。
1937年に始まった日中戦争以降を対象に学識経験者を中心に意見を交わしてもらう予定だ。政府が軍部の暴走を止められなかった制度的な問題や、一夜で10万人の命が奪われた45年3月の東京大空襲などで民間人被害の拡大を防げなかった要因を中心議題に据える。全滅を「玉砕」と美化して戦死者を増やした作戦のあり方や戦勝ムードに沸くこともあった世論動向も対象とする方向だ。
成果の公表方法は今後詰めるが、首相が8月15日の終戦記念日に記者会見を開き、自らの見解を含めて説明する案などが浮上している。
検証では、政治的な論争につながる歴史認識には踏み込まない見通しだ。首相は歴史認識に関しては、2015年8月に閣議決定された戦後70年の安倍首相談話を踏襲する立場で、同様の形式の80年談話は必要ないと判断した。
安倍首相談話は保守色を抑え、「侵略と植民地支配」への「痛切な反省とおわび」など歴代内閣の談話の重要部分を盛り込みつつ、謝罪に終止符を打つ狙いも込められた。
歴史認識の問題に一定の区切りをつけたとの評価を得ており、政府・自民党内では「同様の談話を出せば、何を書き、何を書かないかが国内外で注目され、沈静化している歴史認識問題を再燃させかねない」との懸念が出ていた。
これまで戦後50年に村山首相談話、60年に小泉首相談話もそれぞれ閣議決定に基づき発表された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7085b00977f998788e807f6857a53cff173a06c8
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