
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1db38b8ea0a382405c64ede19189b2d8cec0ef4?page=3
そんな中でも万博の”一発逆転”を信じている人たちもいる。
「万博が開催されれば、大阪では毎日のようにトミーズ雅氏らを始めとする吉本芸人たちが生中継で万博を紹介していきます。
一度は行っておかないとという空気が、大阪のお茶の間を支配するのは間違いないです」(万博関係者)
万博の本質的な問題は、「成功」とは何かを主催者が明確に定義しない点にある。
来場者数か、経済効果か、あるいは単なる「盛り上がり感」か。いずれも曖昧なままであり、
終了後には「一部では成功だった」「新技術が紹介された」などと、都合の良い評価だけを切り取って主張される懸念が強い。
こうした情報操作は過去のメガイベントでも繰り返されてきた。
総括なき「成功」が、失敗の責任回避を目的とした政治的レトリックであることは歴史が証明している。
トミーズ雅氏らによって大阪の人が万博に殺到したとしても、万博関連費用13兆円を取り戻すことは不可能だ。