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再雇用で一生低賃金で体に鞭打って働かないと生きてけない
こんな老後楽しいのだろうか
漫画の続き読むのとか長生きするのが重要な娯楽も多いからなぁ
>>5 それが何かは重要じゃないから何でもいいけど何も思いつかない人はまぁ長生きしなくていいんじゃないか
だから禁煙しないでタバコ吸いまくってるのに健康そのもので笑うわ
いや、はよ病気にならんと定年になっちまうんだわ
頼むぜ
奇説の老子
中学で孔子や孟子のことは飽きるほど教わったが、老子のことはちっとも教わらなかった。
ただ自分等より一年前のクラスで、K先生という、少し風変り、というよりも奇行を以て有名な漢学者に教わった友人達の受売り話によって、
孔子の教えと老子の教えとの間に存する重大な相違について、K先生の奇説なるものを伝聞し、そうして当時それを大変に面白いと思ったことがあった。
その話によると、K先生は教場の黒板へ粗末な富士山の絵を描いて、その麓に一匹の亀を這はわせ、
そうして富士の頂上の少し下の方に一羽の鶴をかきそえた。
それから、富士の頂近く水平に一線を劃しておいて、さてこういう説明をしたそうである。
「孔子の教えではここにこういう天井がある。それで麓の亀もよちよち登って行けばいつかは鶴と同じ高さまで登れる。
しかしこの天井を取払うと鶴はたちまち冲天ちゅうてんに舞上がる。
すると亀はもうとても追付く望みはないとばかりやけくそになって、呑めや唄えで下界のどん底に止まる。
その天井を取払ったのが老子の教えである」というのである。
何のことだかちっとも分からない。
しかし、この分からない話を聞いたとき、何となく孔子の教えよりは老子の教えの方が段ちがいに上等で本当のものではないかという疑いを起したのは事実であった。
富士山の上に天井があるのは嘘だろうと思ったのであった。