政治家の安倍晋三は、安倍宗任を祖とし44代目の末裔であるとしている[4]。

Wikipediaの安倍宗任の頁にアーカイブが残ってる

記者ログ(11/27):最長政権の「源流」 2019年11月27日 水曜日

 安倍晋三首相の在任期間が20日に歴代最長となったとの報に触れ、数年前に自民党岩手県連幹部から聞いた話を思い出した。
山口県出身の首相のルーツは、平安時代に陸奥国の奥六郡(現在の岩手県内陸部)を治めた豪族・安倍氏一族にあるという。

 幹部の話は、岩手県金ケ崎町にある安倍氏一族の拠点「鳥海柵(とのみのさく)跡」が2013年に国の史跡に指定され、
「首相が喜んだ」という内容だった。

 資料を確認すると、首相は13年11月、町主催の史跡指定記念式典に祝電を寄せていた。
「私の祖先は鳥海柵跡の主(あるじ)・安倍宗任を祖とし、私で44代目」
「末裔(まつえい)の一人として大変喜ばしい」などと言及している。

 安倍氏一族は、当時の中央政府に対抗した豪族だった。
東日本大震災の後、首相は何度も東北を訪れているが、ルーツについて直接語ったことはあったのだろうか。
(報道部・小沢邦嘉)