
スーダンのポートスーダンで、UAEが支援する準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」が、カミカゼドローンを使用して主要な発電所を攻撃したとの報道があります。この攻撃は、RSFがポートスーダン空港近くのオスマン・ディグナ空軍基地を含む複数の地点を標的にしたもので、スーダン国軍によると、攻撃は数回にわたって行われたとされています。
* 日時: 2025年5月6日
* 場所: ポートスーダン、オスマン・ディグナ空軍基地および空港
* 使用された武器: 中国製のカミカゼドローン
* 被害状況: 初期の報告によれば、攻撃による人的被害は確認されていないものの、空港や周辺施設に限られた損害が発生したとされています。煙が立ち上る様子が目撃されており、RSFの攻撃はポートスーダンにおいて初めてのもので、戦争の新たな局面を示しています。
スーダンでは、2023年4月から国軍とRSFの間で激しい内戦が続いており、これまでに1200万人以上が避難を余儀なくされています。ポートスーダンは、国軍の拠点として機能しており、RSFの攻撃はこの地域の安全保障に重大な影響を及ぼす可能性があります。国際社会からは、RSFの攻撃に対する非難の声が上がっており、エジプトやサウジアラビアも懸念を表明しています。
https://www.reuters.com/world/africa/explosions-heard-sudanese-city-port-sudan-reuters-witness-reports-2025-05-06/