「委員長の選出は党大会が決めることなので、夫とは事前に話していませんでした。ですが、党大会後に夫と娘とは、LINEで『これからたいへんだね』というやり取りをしました。休みの日は、夫と2人でスーパーに買い物に行くことが多いです。最近、物価高ですよね。クリーニング屋さんなんか『こんなに安くて儲けが出ているのか』と心配になります。あと、気分転換にカラオケに行ったりします。小学校から大学までずっと合唱を習っていたんです。得意な歌ですか? 渡辺美里さんの『My Revolution』とか、低音なので歌いやすいです。共産党だけに“革命”ですね(笑)」
田村氏は党首としての手腕は未知数のうえ、世間では党運営全般を統括する議長職に就いた志位氏が、院政を敷くのではという声もある。
「志位さんにはいままでも言ってきたし、組織が豊かに発展していくために、これからも互いに批判しながら、臆することなく議論を展開できるような運営をしていきたいです」
革命を歌う田村氏は、民衆を導く“ジャンヌ・ダルク”になれるか。