
巨人秋広優人内野手(22)大江竜聖投手(26)とソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1の交換トレードが両球団の間で成立したことが12日、分かった。
ロマン砲の異名をとるリチャードは、今季は開幕スタメンに名を連ねるも、4月4日西武を最後に1軍出場から遠ざかっていた。巨人は主砲の岡本が6日阪神戦で負傷し、左肘の靱帯(じんたい)損傷と診断され長期離脱中。長距離砲としての期待がかかるリチャードに白羽の矢を立てた。
秋広は今季ここまで5試合に出場し、7打数1安打、打率1割4分3厘だった。20年ドラフト5位で二松学舎(東京)から入団した。身長2メートルの超大型内野手。松井秀喜氏らがつけた背番号55を継承し、球団からも大きな期待を受けてきた。
大江は16年ドラフト6位で二松学舎(東京)から入団。昨季まで主に中継ぎとして149試合に登板し、34ホールドをマーク。20年に43試合、21年に47試合と2年続けて40試合以上に登板した。横手投げ左腕としてブルペンを支えてきたが、今季はここまで1軍での登板機会はなかった。
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