>>20,93,129,136,152,
>>182,197,28,29,8
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■赤いきつねCMと他の類似表現
しかし、赤いきつねのCMの演出は、過去のアニメ作品の中にも類似例がないわけではない。なのでこの項ではそれを挙げてゆこうと思う。
◇動画 NSFW-D(『食戟のソーマ』)
『食戟のソーマ』は、少年ジャンプに連載されていた料理対決漫画であり、そのアニメ化作品も話題になった。作品の特徴として、登場人物が料理を食べた際に「おはだけ」と呼ばれる現象が発生する。
この「おはだけ」とは、キャラクターが料理の美味しさに圧倒されることで、まるで性的絶頂に達したかのような反応を示し、服が弾け飛んでしまうという表現である。肌が震え、頬が赤く染まり、鼻から官能的な吐息が漏れ出すという描写が特徴的であり、明らかに性的な意図が込められている。
『食戟のソーマ』の演出は、「料理を食べることの快感」を極限まで誇張するために生まれたものであるが、赤いきつねのCMの演出はこれに近い方向性を持っていると考えられる。
https://dai.ly/k6UQA8eYaCnh7SCQWlU https://dai.ly/k5cb3Qf7xtlANoCQWky ◇動画 NSFW-E(『幸腹グラフィティ』)
シャフト制作の『幸腹グラフィティ』では、姉妹が料理やデザートを食べる様子が非常に丁寧に描写されている。その演出は、まるで薔薇のつぼみの花びらを一枚一枚マエルストロが点画で描くかのように繊細であり、芸術的な側面も持つ。
しかし、その表現は単なる美食アニメの枠を超え、性的なニュアンスを含むものとなっている。
https://dai.ly/k7alVMFsZdequRCQWkw 例えば、
・溶けるアイスクリームの描写 → 真夏の風呂場で絡む薄着の姉妹の裸体に垂れる様子を想起させる。
・溶けるフォンデュのチーズ → まるでフレンチキスのように絡み合い、もつれ、溶け合う。
このような表現は、視覚的には芸術的でありながら、同時に性的な印象を視聴者に与える。「なんとなく入って見せで軽くランチを食べるつもり」でこのアニメを観ると胃に重く感じられるほどの濃厚な演出が施されているのだ。