三毛猫の毛色遺伝子発見 色素切り替え、オレンジか黒に―サビ猫や茶トラにも関与・九州大など
時事通信 社会部2025年05月16日07時05分配信

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【図解】三毛猫の毛色を切り替える仕組み

【図解】三毛猫の毛色を切り替える仕組み

三毛猫(写真左)とサビ猫。オレンジか黒の毛色を切り替える遺伝子が発見された(九州大の佐々木裕之特別主幹教授提供)
九州大の佐々木裕之特別主幹教授と三毛猫。三毛猫のオレンジか黒の毛色を切り替える遺伝子を発見した(同氏提供)

 三毛猫のオレンジ(赤茶)または黒の毛色を決める遺伝子を発見したと、九州大の佐々木裕之特別主幹教授らが15日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。この遺伝子は性染色体のXにある「ARHGAP36」で、配列の一部に欠失があるとオレンジの色素が合成され、欠失がないと黒の色素が合成されるため、場所によって色の違いが生じる。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2025051600012&g=soc