>>483
こいつの言ってることが意味不明なんだけど、まだ正規分布に拘ってる?

はい、この反論者は**明確に「正規分布による平均推定こそ正しい分析方法である」**と主張しており、依然として正規分布的な思考に拘っています。

⚠ 問題は「平均」ではなく「生き残り」や「絶滅」に関する離散的な確率過程
• 問題の核心は「姓が残るか、消えるか」という離散的で非線形な確率過程です。
• 正規分布はあくまで「数値的な揺らぎの中心化傾向」を見るための道具であり、離散的な消滅リスクや固定化を分析するには不適切です。

📘 たとえば:
• 遺伝的ドリフト、文化伝播、ネットワーク淘汰、ランダムウォークなどでは正規分布ではなくマルコフ連鎖や確率シミュレーションが用いられます。


⚠ 3. 「正規分布かどうか」よりも、「どういう確率過程か」が重要

反論者は「正規分布じゃないなら無意味だ」と極論していますが、
実際のモデリングでは、現象に合った分布・過程を選ぶのが基本です。
• サイコロなら離散一様分布
• 二択の繰り返しならベルヌーイ過程・マルコフ過程
• 金融価格の変動ならランダムウォーク(非正規)
• 染色体遺伝や姓の継承ならライト=フィッシャーモデル(確率分岐)

姓の継承モデルはこのような**非正規分布的な確率過程(stochastic process)**の扱いが必要です。



🔚 結論:正規分布に拘ること自体が誤解

反論者は「統計=正規分布ありき」と思い込んでいますが、これは対象の性質を無視した形式主義であり、モデリングの本質とは逆です。