
河野太郎氏「辞めなきゃいけないような失言なのか」江藤農相更迭に私見 ひろゆき氏とコメ討論も
5/22(木) 11:58配信
自民党の河野太郎元デジタル相(62)が21日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に生出演。コメをめぐる一連の失言で辞任し、事実上の更迭となった江藤拓前農相について言及した。
番組冒頭で見解を求められた河野氏は「日米の関税交渉の中で農林水産関係、話題になってますから、石破総理としては農林大臣、本当は残したかったんだと思います」と石破茂首相の胸中を推察。「確かに失言ではありますけど、本当に辞めなきゃいけないような失言なのか、というと、そこはいろんなお考えがあると思いますけど。ただ、備蓄米放出したのに、コメの値段が下がらなかった、というところに対して、石破総理として、思いはあったのかな、という気がします」と語った。
後任に小泉進次郎元環境相が就いたことに、「ひろゆき」こと西村博之氏(48)から「他の人がやって、果たしてそれが変えられるのかというと、かなり難しい気がするんですけど」と疑問を示されると、河野氏は「やりようはいくらでもあると思います」と即答。そこは、やっぱり、備蓄米を出すよと言って下がらなかった以上、やり方を変えようというのは、総理としては進次郎さんにかけよう、という思い」とした。
ひろゆき氏からはさらに「前回の場合、備蓄米は出すけど、同じ量をちゃんと後で戻してね、だから、差額がある分だけ損するから、安く売れないよね、ってなっちゃったじゃないですか」と疑問の声も。河野氏は「何が狙いなのか、というと、まずどこかが買い占めをして値段をつり上げているのであるならば、備蓄米で売り浴びせて、値段を強制的に下げさせようということでスタートしているわけですから、1年後に何とか、とか余計なことを言わずに」と議論を続けた。
さらに河野氏は「かつてのコメの値段は確かに、少し低すぎて、あれではなかなか農家が儲からない。ただ今の値段は明らかに高すぎる、というのであれば、この値段でいこうよ、というのを、なんとなくコンセンサスを作って、そこより少し低いところへ、備蓄米を指し値で売り続ける。そういうこと、ぐらいのことをやらないとダメで、売る前から買い戻してねなんて言っていたら、本気度が試されちゃいますよね」と私見を示した。
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