
平成21年の初当選以来、脚光を浴び続けた小泉氏は発信力の高さで知られる。
一方、令和元年9月の初入閣を契機に、その表現ぶりは「ポエム」「進次郎構文」と揶揄され、その後は党総裁選出馬など脚光を集めるたびにSNS上で大喜利状態となってネットユーザーを楽しませた。
■断言調「中身乏しい」指摘も
特徴的なのが「今のままではいけない。だからこそ、今のままではいけない」「30年後の自分は何歳か」など同義語を反復する点だ。
断言調で伝えることで相手に強い印象を与える一方、中身の乏しさが指摘される。
気候変動対策について「セクシーであるべき」と述べた発言については野党議員が質問主意書で政府に解釈を求め、
「ロングマン英和辞典(初版)によれば『(考え方が)魅力的な』といった意味がある」とする答弁書が決定されたこともある。
ただ、小泉氏を巡っては誰かをおとしめたり、揶揄(やゆ)したりするような表現はほとんどない。閣僚経験者も小泉氏の発言について「直接人を傷つけることがない」と話す。
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