「ブレードランナー」「ハンニバル」などの作品を生み出した映画監督リドリー・スコットが
アメリカのポッドキャスト「WTF with Marc Maron」に出演し、自身の監督作品「最後の決闘裁判」について語りました

最後の決闘裁判に関しては、スコット監督はアメリカ・Deadlineのインタビューで
「次にやりたいことを選ぶのが普通だが、時々何かが降ってくることがある。最後の決闘裁判は、マット・デイモンからの『やりたいことがある』という電話が始まりだった」と答えていました。
最後の決闘裁判は1億ドル(約120億円)の製作費をかけて作り上げられましたが、興行収入はわずか2700万ドル(約30億円)と、興行的に振るわなかったことが伝えられています。

インタビュアーのマーク・マロン氏が、最後の決闘裁判が批評家から絶賛されたにも関わらず興行収入が低かった点を尋ねると、
スコット監督は「(配給元の)ディズニーのプロモーションは素晴らしかった」と回答。
しかし、続けて「結局のところ、我々が感じたのは『観客はクソ携帯電話(fucking cell phones)によって育てられたのだ』ということ。ミレニアンは携帯電話を通じてでないと何も教わろうとしない。
Facebookが彼らに誤った自信を与えているのだと思う」と批判しました。
https://gigazine.net/news/20211124-ridley-scott-blames-millennials/