トンガ沖噴火での地球寒冷化は「限定的」 東北大教授(産経新聞) - Yahoo!ニュース
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フィリピンの大噴火(1991年)は日射量の減少を招き、世界各地で気温が低下した。
日本でも2年後に記録的な冷夏となり、深刻な農業被害を生じさせた。

ただ、トンガ噴火は寒冷化物質の放出量が比較的少ないとみられ
教授は「現時点では影響は限定的だろう」と指摘する。

91年フィリピンの噴火後は、地球の平均気温が約0・5度下がり、回復するのに4〜5年かかった。

1815年のインドネシアの大噴火でも、世界各地で異常低温の状況が続いた。
翌年は北欧や北米では「夏のない年」と言われた。

大噴火が寒冷化を生じさせるメカニズムは、火山ガスに含まれる二酸化硫黄に起因する。