モーリタニア水産物通商協会(SMCP)はこのほど、2月15日までの冬漁タコの価格(トン値、FOB、口銭別途)を発表した。前回発表の今月10日までの価格に比べトン当たり400〜800ドルアップした。

関係筋によれば、クリスマス後も欧州連合(EU)勢の買いが強く、さらに、日本勢の価格に対する足並みが乱れたことで、SMCPは値上げした。

「今後は高級食材に」

ある関係者は「国内在庫が少ないので、買わざるを得ない」。
「30年以上もタコ業界にいるが、最高値をさらに更新した。今後は、今までのような製品価格では販売できない。特売も減るだろう。タコは今後、高級食材になる」と説明する。

改訂後のサイズ別トン当たりドル価は、つぼの3番・1万4600ドル▽4番・1万3600ドル▽5番・1万2500ドル▽6番・1万1125ドル▽7番・1万810ドル▽8番・1万285ドル。

トロールは3番1万4400ドル▽4番・1万3400ドル▽5番・1万2300ドル▽6番・1万925ドル▽7番・1万610ドル▽8番・1万85ドル。

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