2人は現代の日本テレビアニメ創世記からの付き合いで、「アルプスの少女ハイジ」「未来少年コナン」など同じ現場にいた。関係を聞かれると富野監督は、顔を合わす機会は多かったが、会話を交わすことは殆どなかったし、「一切コンタクトはありません」とした。理由は、
「奴は敵だ!と思って」
とした。同じ現場で働き、富野監督が絵コンテを切り、それを宮崎監督がチェックする。アニメが完成しオンエアーを見ると、自分のコンテが採用されていない。
「あの宮崎・・・あの野郎!って」
それで、どうすれば宮崎監督を唸らせるコンテを切れるかをムキになって考えた。
「それは今から思うと、とても楽しかった。つまり、才能に触れるって、そういうことなんですよ」

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