日本サウナ総研のプレスリリースによると、2020年から2021年の間にサウナ愛好者が1000万人減少したそうです。

これは2021年12月に実施された「日本のサウナ実態調査」で明らかになったもの。
調査を開始した2017年以降2500万人を超えていたサウナ愛好者が、2020年の2583万人から2021年には1573万人にまで激減しています。

なかでも月に4回以上サウナに入る「ヘビーサウナー」は339万人から255万人、月に1回以上サウナに入る「ミドルサウナー」は592万人から521万人だったものの、年に1回以上サウナに入る「ライトサウナー」は1651万から796万人と800万人以上減少。

サウナを常習的に利用する層ではなく、ごくたまに利用していたライト層が使わなくなったという結果が示されています。

コロナ禍での頻度別の影響でもヘビーサウナーほどサウナに行く「回数が増えた」との回答が多く、ライトサウナーでは「回数が減った」が多いため、利用者がヘビー層に大きく偏る結果となっています。

なお関東圏ではミドルサウナーが4.7%増加、関西圏ではヘビーサウナーが5.1%減少と地域差があることが判明。

メディアによるいわゆる「サウナブーム」が発生したことで、都市部ではコロナ禍による減少が相殺されたと考えられるとのこと。
都市圏以外の減少は、コロナ禍や人口減などでこれまで各地方で愛されてきた施設の閉鎖と相関があるとサウナ総研は指摘しています。

https://buzzap.jp/news/20220304-sauna-lover-decrease-10million-people/