葬儀、コロナで小規模化が加速 大正から平成までは?写真で振り返る

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江戸の町人、明治の中産、そしてバブル期
 歴史的に見ると、葬儀は肥大化しては縮小することを繰り返しています。明治時代には、葬列が派手になりすぎ、中産の家で2年間に両親が亡くなると家が傾くと言われたほどでした。
それに対し経済的負担や交通の発達、近代的な発想などから葬列が廃されました。
江戸時代も、豊かな町人は棺にかける着物の枚数を競うような華美な儀式が広がり、幕府が「身分にふさわしくない」と取り締まっていました。
直近では、バブル期が最も豪華です。告別式に花輪をずらりと並べ、大勢が参列する形が主流でした。