東京・歌舞伎町のインターネットカフェで、中学2年の14歳の少女に売春させたなどとして18歳の少年が逮捕された。少年は「トー横界隈」に出入りしていて、大人から指南を受け、少女に「パパ活をして貢いでほしい」と持ち掛けていたという。

 住所不定の少年(18)は去年10月、都内の中学2年の少女(14)に新宿区歌舞伎町のインターネットカフェで、3万円で売春させた疑いなどがもたれている。

 警視庁によりると、少年は歌舞伎町のTOHOシネマズ付近の「トー横界隈」と呼ばれるエリアに出入りしていた。

 そこで出会った大人に指南を受け、SNSで自分のファンになった少女に対し「僕のためにパパ活をしてそのお金を貢いでほしい」と持ちかけ、売春させていたという。

 少年がSNSで少女のふりをして客を集め、歌舞伎町のネットカフェやラブホテルで、これまでにあわせて6人の客の相手をさせて、少女が得た20万円を全額受け取っていたとみられている。

 少年は「トー横界隈の有名人がファンの少女らに貢がせていることを知り、自分もやろうと思った」と容疑を認めている。少女は「知らないおじさんを相手に売春するのは悲しかった。冷静に考えると利用されていたことがわかった」と話しているという。

 警視庁はSNSを利用して少女が性的搾取される事件が相次いでいるとして、SNSで知り合った人と安易に会わないよう注意を呼びかけている。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/31d20db67e70ef80ded6db723eee2c98118c855d