サントリーホールで「こども音楽フェスティバル」 無料ライブ配信も
「こども音楽フェスティバル」の公式アンバサダーを務めるピアニストの清塚信也さん(提供=ソニー音楽財団/サントリーホール)
赤坂のサントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570-55-0017)が5月4日、「こども音楽フェスティバル」を開く。(赤坂経済新聞)
今回が初となる同フェスティバル。ソニー音楽財団とサントリー芸術財団とが協力して子ども向けに企画した本格クラシック音楽の祭典。
子どもの年齢に合わせ、趣向を凝らしてプログラミングしたコンサートやワークショップなどを開く。
チケットは、子どもとその家族が数多くの公演を楽しめるよう500円〜3,000円とリーズナブルな価格に設定したという。
5月4日は、同フェスティバルの公式アンバサダーを務めるピアニストの清塚信也さんらが出演する
「オープニング・ガラ・コンサート」や、事前にウェブで聴きたい1曲を選んで投票するといった参加型の
「リクエスト・コンサート『サックスのひみつ 〜トルヴェール・クヮルテットによる〜』」などを開催する。
5月5日は、0歳から入場可能な約1時間のフル・オーケストラのコンサート「Concert for KIDS 〜0才からのオーケストラ〜」や
「リクエスト・コンサート『金管楽器のひみつ〜N響メンバーによる〜』」など。
5月6日は、事前予約制で入場無料のコンサート「こどものための オルガン プロムナード」や、
「はじめてのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』〜おかしな森とお菓子な魔女〜」を開く。
5月7日は、中高生向けの吹奏楽公演や、同フェスティバルの最後を飾る「クロージング・コンサート 〜ディスカバー・オーケストラ!〜」を開催する。
同フェスティバルでは、同ホールでのコンサートのほか「アーク・カラヤン広場」では、ライブビューイングやミニコンサート、
周辺施設ではワークショップといったさまざまな企画も行う。
期間中は同ホールで開くコンサートを無料オンラインで視聴できる「こども音楽フェスティバルオンライン!」を行う。
同施策は来場が難しい人や全国各地から気軽にフェスティバルを楽しんでもらおうと企画した。
配信総合パーソナリティーはピアニストの清塚信也さん、パートナーパーソナリティーはフリーアナウンサーの
高見侑里さんが務める。5月4日にはお笑いコンビの「かまいたち」さんがゲスト出演する。
同ホール広報担当者の伊藤雅美さんは「公式アンバサダー清塚信也さんからのメッセージ『音楽はいつもそばにあるということ』を
私からもお伝えしたい。まだチケットを購入できる公演もあり、カラヤン広場でのライブビューイングなども楽しめる。
好きな場所でオンライン配信を視聴することもできるので、自身のスタイルに合わせていろいろな形で気軽に参加してほしい」と話す。
大人のみでの参加は不可。5月7日まで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e23c0b46fba99f85a0f6901663c75570522908