2本のペニスと6本の足を持つジャーマンシェパードが無事手術に成功

余分なペニス1本と足2本を持って生まれたジャーマンシェパードが手術に成功したと報じられました。
このジャーマンシェパードは長生きできない見込みでしたが、術後の経過は良好とのことです。

ラーガと名付けられた問題のジャーマンシェパードの手術前の様子が以下。股間に足が2本、通常とは逆向きに生えていることが見て分かります。

https://i.gzn.jp/img/2022/04/16/2-penises-6-legs-dog-survives-surgery/001.png

ラーガは余分な足にくわえて余分なペニス・睾丸・膀胱・尿管・結腸・骨盤を有しており、
正常なペニスのほうは無事機能していましたが、余分なペニスのほうには体内側から糞便が流れ込んでいたとのこと。

獣医学の文献によると、似たような奇形の犬は概して短命に終わるそうですが、ラーガは元気に遊び続けていたことから、
アメリカ・インディアナ州の動物医療センター・VCA Advanced Veterinary Care Centerのアニタ・ホーン院長らはラーガの手術を決意。
同院に所属するジェ・トビアス氏とニコラス・ベッキオ氏が2021年12月に実施した1度目の手術で余分な足と骨盤を、
2022年2月に実施した2度目の手術で余分なペニスと尿管などの内臓を切除しました。

https://gigazine.net/news/20220416-2-penises-6-legs-dog-survives-surgery/