偽造した1万円札を東京・江戸川区の商店で使ったとして当時、少年だった大学生の男(21)が逮捕されました。家庭用プリンターで偽造したとみられています。

 東京・品川区の大学生の男は去年2月、江戸川区の商店で菓子の代金の支払いで偽造した1万円札を使った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、男は当時19歳で、約300円分の菓子を購入するのに店主の70代の女性に偽造1万円札を渡し、釣りとして9700円ほどを受け取っていたということです。

 その後、女性の家族が感触の違う1万円札があることに気付き、確認したところ偽札と分かり、警視庁に通報しました。

 男は自宅の家庭用のプリンターで1万円札を偽造したとみられ、取り調べに対して「私が作ったことに間違いなく、都内の店で商品の購入代として使った」と容疑を認めています。

 都内では同様の被害が他にも13件確認されていて、警視庁が余罪を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/136e7a1d81d777f99d7cb08f77d156d83a8fb666