ネットに氾濫する、性のデマ情報「テクノブレイク」を見抜く3つの方法
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddc75b158a1a097094ad08d8be77ed94162d2625



「性のデマ情報」から子どもを守るには? 『世界で学ばれている性教育』著者で2児を育てる母でもあるライターの上村彰子氏がわかりやすく解説。


ネットでの「性教育」を考える
「性教育って気が重い……」「教室で男女分けられた例のやつ?」「自然と知るでしょ」大事なことなのに意外と知らないできた日本の性教育。

「これはまずい、大事なことだからちゃんと知りたい!」と今、性教育本がブームになりつつあります。

そのなかで、「ユネスコ国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に沿って、世界標準の性教育を紹介する本をご紹介!

日本では「性教育」といえば、月経・射精・妊娠など、狭い意味での生理的な部分を学ぶ学問と思われがちですが、世界では、人権・安全・多様性・他者への尊重など「一生の人生を幸せにすごすため」科学的・社会的に広い範囲を低年齢から体系的に学びます。

もちろんネットとのつきあい方も、包括的性教育の大事なテーマです。

フェイク情報の恐ろしさは、広がるために「面白おかしく」「いかにもありそう」に作られていること!

あなたは騙されない自信ありますか?(この記事は『世界で学ばれている性教育』から抜粋しています)

大人は知らない「子どもの性常識」
『世界で学ばれている性教育』より

「テクノブレイク」って知っていますか?新しい音楽ジャンルみたいですよね?「テクノブレイク」とは長時間のマスターベーションで性ホルモンが過剰に分泌されて、死にいたるという説のこと。じつは医学的根拠のないインターネット上の「デマ」なのです。

けれども子どもたちの多くは、SNSや友だちからの話を信じて、「テクノブレイク」があると思っています。

根拠のないデマ情報を見破る方法
『世界で学ばれている性教育』より

性教育サイトの相談コーナーにも「マスターベーションのしすぎで、頭が悪くなりますか?」「背が伸びないのはオナニーのせい?」「自分でしすぎると赤い玉が出て、『打ち止め』になるってホント?」……などの疑問が寄せられています。

反対に「マスターベーションをがまんする=オナ禁」により、モテる、成績アップ、ニキビが治るなどの風説もあります。こちらも医学的根拠はありません。

インターネットには、このような「フェイクニュース」がいっぱい。2020年MMD研究所「フェイクニュースに関する意識調査」によると、10〜20代の男女の6割以上が、フェイクニュースを「見破る自信がない」と回答しています。


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