チェーンオペレーションも視野に入れているのもあるが、堀江家では店でスープを仕込まない。
味をオーダーし、麺もチャーシューも工場で作ったものを配送してもらう。
こうすることによって味が安定するのもあるが、なにより現場のオペレーションに関わる人数が少なくて済む。
それは、仕込みの大変さもそうだが、掃除やゴミ出しなど細かな作業がたくさんあるからだ。

 高齢少子化で人口はなかなか減らない。高齢者が長生きするからである。実際パンの需要はまだ緩やかに伸びている。
高齢になると自分で料理するのが億劫になる人が増えるので、外食の需要はまだ増えていくだろう。
しかし生産年齢人口は激減していく。供給がぜんぜん追いつかなくなるのだ。
そんな時代に寸胴でスープ仕込んで自家製麺とかは贅沢な話なのである。

https://note.com/takapon/n/n7f1bad0ee941